第7回住まいづくりサロン
「森林公園内 森の家にて」
日時:1999年10月17日 14:00〜16:00
場所:浜北市 森林公園内 森の家
出席者:大人52人子供8人 39家族



 昨年から始めた住まいづくりサロンも一年が経ち、もっと多くの人に森とすまいの会の活動を知って頂こうという思いから、今回はかなり広くご案内をしました。
 サロンの形も今までの建物のスライドをお見せした後、建て主さんの鈴木隆志さん、材木店の榊原正三さん、大工の小倉勇さん、それに左官の水野武昭さんにご協力いただいて、「顔の見える家づくり」と題してフリートークの時間を持ちました。
 日頃あまり住宅を建てたい人の前で話す機会の無い職人さんたちには、実際のものづくりに携わる経験や思いを具体的に、楽しく語っていただき有意義な場となりました。また、家づくりの途中である鈴木さんのお話もこういう家づくりに出会うまでの過程や、今のハウスメーカー主導の家づくりに対する批判などの生の声が出て、参考になったのではないかと思います。我々が目指す「信頼関係」を基礎にした家づくりに共鳴された方も多かったようでした。
〈感想カードの紹介〉
  1. 日本の風土で育ったムクの材を使うことは意義のあることと思っていましたが、地域の材までにこだわる事の意義がよくわからなかったのですが、今日の話を聞いて建て主と建築士、大工、林業、製材の関係者とお互いの顔の見える関係になれる事が判り、意義を感じました。いろいろな立場の人の話が聞くことができて勉強になりました。

  2. フリートークでそれぞれの業種の方の本当の話が聞けて良かったと思います。家づくりは施主、設計者、現場の方の信頼関係がとても大切!と実感しました。

  3. ご縁あって第一回から参加させて頂き回を重ねるごとに盛況になっていく様子を見てとても嬉しく思います。 まず、人にやさしい住まいを、そして最後に環境に、地球に優しいという自然な家本来の姿に真正面から取り組んでいるこの活動がさらに発展しますようにとこれからも応援していきたいと思います。