第15回住まいづくりサロン
「サンクチュアリネイチャーセンターにて」
日時:2001年5月12日 14:00〜16:00
場所:サンクチュアリネイチャーセンター(浜松市中田島町)
出席者:大人26人 子供6人



 久しぶりに会議室を使った座学形式のサロンを行いました。会場は森とすまいの会で改装設計をし、3月30日にオープンしたばかりの、サンクチュアリネイチャーセンターの会議室です。
 最初に、サンクチュアリの袴田さんから、ネイチャーセンターの目的と役割、馬込川河口の自然環境保護やアカウミガメの産卵調査と子ガメの放流などのサンクチュアリの活動について説明をしていただきました。
 その後、森とすまいの会の4人の設計者から、家づくりの過程や家づくりの心構え、設計者がどんな点に配慮して設計を行っているかなど、スライドや配布資料を使いながら具体的に説明を行いました。
 会場が狭かったため、少し窮屈でしたが、見学会とは違った、熱心な密度の高い議論ができ、また、日頃どんなことを考えながら、設計を行っているかわかっていただけたのではないかと思います。
〈感想カードの紹介〉
  1. 自分の居場所をつくる、楽しい生活をするための器を造るという発想で家づくりを考えるというのが、とても参考になりました。間取りにばかり気を取られていたので、根本的なことを示してくれてとても勉強になりました。

  2. 自分の家を建てるのなら「木の家」がいいなと思い、この会に参加させていただいています。実際に建てることができるのは、もう少し先のことであり、まだまだイメージが先行している状態だと思っています。坂田さんの「のんびりで良い」という言葉にほっとしました。

  3. 家づくりに関して現在夫婦で話していることは、土地のこと、地盤のこと、予算のこと、坪数のことばかりでした。しかし、今日のサロンに出席して、色々な話を聞き、まず、もう少し自分たちのくらしのこと、自分たちが求めているのは何か、もう一度考え直して見ようと思いました。

  4. 久しぶりの講習会、繰り返しになることが多かったのですが基礎的なことは幾度でも聞く価値があるのだなと思いました。次回には、掘り下げて講習して欲しいと思います。