完成してからでは見えなくなる構造の見学会。木の家らしさを一番感じられる状態でのサロンになりました。
最初、設計者の青島から建物についてプラン、考え方、工法についてなどの説明をし、その後納材した製材の石川さんから樹齢70年以上の材料であること、切り旬を守って伐採され葉枯らしを3ヶ月以上行い、その上で天然乾燥して引き渡された木材であることの説明がありました。
担当している工務店、河原崎住建の大工さん棟梁の小島さんからは一般的な建物との違いを説明していただき、大工さんの技術が変わってきたこと、昔ながらの仕事にこだわることは作り手が思いを込めて家づくりに携われる話をしていただきました。また、河原崎住建の社長、河原崎さんからは、若い人を育てていくことの大切さ、やりがいのある仕事でないと職人は育たない話しがありました。
建て主の大角さんからも、依頼から上棟にいたるまでの経緯と完成までの期待についてお話しいただき、作り手と建て主の関係が良い住まいを作る上でとても大切だと改めて感じました。
完成したときはまた見学会を開きたいと考えています。