第40回住まいづくりサロン
「篠原の家 完成見学会」
日 時 :2006年10月14日(土)
場 所 :浜松市篠原町地内
出席者 :大人16人 子供3人 10家族



今回のサロンは番匠の設計施工で篠原町に完成した約37坪の天竜材と土壁で作られた住まいを見学していただきました。 最初に建物の説明を、番匠担当者の野嶋康司から行われ、そのあと、内部、外部をそれぞれ分かれて見学していただきました。

今回の設計の特徴である
・小さいながらも2世帯で暮らす事が出来る家であること。
・北側に大きな開口を設ける事による通風のよさ。
・南側に設けた勝手口の利便性。
・階段をコアにして行き止まりのない回遊できる
 プランの使い勝手。
・内部と外部を繋ぐ濡れ縁の心地よさ。
などをご理解頂けたのではないかと思います。

建物見学のあと、土壁の家の温熱環境について実測データを基に説明がされました。土壁の熱容量が大きいため外気の影響を受けにくく、室内の温湿度の変化が少ない土壁の家の特性を分かって頂けたのではないかと思います。 サロン開催日から2週間ほどで植栽が完了し、居間から外縁を介して見える風景がとても気持ちよい住まいになりました。




〈感想カードの紹介〉

  1. 開放的なガラス戸が印象的でした。左官仕上げの外壁も自然な感じでよかったです。初めての参加だったのですが、これから素材等についても勉強していきたいと思います。
  2. 光と風の動きが感じられ、シンプルな住まいが心地よかった。木の色と壁の白さが気持ちよい。2階に上がった時の木の香りがやっぱり木っていいなと思いました。5年後10年後も味わいのある家になっていることと思います。
  3. コンパクトな二世帯住宅で、とても住み心地がよい様に思います。特に風の流れがいいですね。特に台所の使い勝手の良さ、収納の多さ、洗濯の場所(台所との位置関係、すぐ外に出られる点、取り込みやすい点など)が気に入りました。お風呂とトイレの窓の取り方もいいと思いました。