天気は快晴、12月とは思えない暖かな日で絶好の伐採見学会びよりとなりました。アマノ製材から車で約40分、急な山道を通って伐採現場に到着。道のすぐ横が伐採現場だったので、急な斜面を歩くことなく、伐採の様子を間近に見ることができました。
今回は、樹齢80年から100年の杉と桧の伐採の見学。最初に杉と桧の皮や葉の微妙な違いを教えてもらいました。樹齢100年の杉は、根本に近いところの直径が50〜60cmもあり、大音響と共に倒れる様は、すごい迫力でした。また、30mもある大木を、狙った場所に切り倒す技は、まさに職人技です。
次に、希望者にチェーンソーを使って実際に伐採体験をしてもらいました。簡単そうに見えても、実際切ってみると大違いで、思うようにチェーンソーを使うことができません。1本切るのも大変な様子で、山の仕事の難しさと楽しさを実感してもらえたのではないかと思います。
その後、伐採現場の横で、持参したお弁当を広げての昼食。天野さんには、恒例のイノシシ汁やあんこ餅も用意していただきました。天気も良く、森林浴をしながらの食事は最高でした。
最後にアマノ製材にもどって、2007年から本格的な操業を開始した、製材所を見学しました。土場に積まれた丸太の山から、柱や梁、板材に製材する様子を、実際に見せてもらいました。また、製材した木材を桟積みして、天然乾燥をしている倉庫も見ることができました。いろいろな太さの柱や梁が山のようにストックされていて、家になる日を待っていました。