第55回住まいづくりサロン
「デッキコートのある家+佐鳴台の家 完成見学会」
日 時 :2010年2月13日(土) 13:30〜15:00
場 所 :浜松市中区佐鳴台
出席者 :大人 14人 子供9人



 昨年完成した「デッキコートのある家」の見学会を行いました。合わせて、隣接する築7年半の「佐鳴台の家」の見学もしていただき、木としっくいの家が、時間の経過と共にどのように変わっていくのか見ていただきました。7年経っても変わらずにきれいなままの「しっくい壁」と、味わい深くなってくる「木の家」の良さをわかっていただけたのではと思います。

 デッキコートのある家では、各部屋の風通しを良くし、光を入れるため木製デッキの中庭を設けていること、また、高齢者が安心して快適に生活できるよう、手摺をつけた幅広の廊下とする、木製デッキも含めて各部屋の段差をなくすなど、さまざまな工夫をしていることを説明しました。

 「デッキコートのある家」の居間の床は、畳み敷きとなっていますが、床に直接座ることができ、ゆったりとくつろげると好評でした。

〈感想カードの紹介〉

  1. いろいろと制約のある中でも、風通しや街との関係をしっかりと意識されているとのことで、見せていただいてもすばらしいと思いました。中をグルグルと歩き回ってみて、いろんな季節や時間を想像してみると、いろんなことがうかんできますし、永く居心地よく住めそうな実感がわいてきました。
  2. お年寄り2人の家としては、十分な広さであると思いました。我家で予定している土地に条件が似ていて、とても参考になりました。廊下巾1.2mに手摺をつけてある点もとても良いと思いました。これまで、高齢者の住まいとしてバリアフリーは一般的でしたが、これほどいろいろと考えられている家は、ほかに見たことがなく、今日見学できてよかったです。
  3. 私たちも還暦の域に入り、このような家が希望でした。ソーラー、バリアフリー、しっくいどれも素敵でした。非常に参考になりました。リビングと和室の関係も良いですね。