恒例の伐採見学、今年も森の製材「アマノ」さんのご協力で開催することが出来ました。
船明ダムに集合してそこから20分ほど山の中に入り現地到着。今回の山は、谷をはさんで急傾斜地でしたので、伐採体験はできませんでしたが、架線を張って、ケーブルで出材する様子を見学することが出来ました。
最近、山の仕事につく若者が少しずつ増えてきたようで、今回の現場にも二人二十代の青年が作業に加わっていました。山の仕事は危険を伴うきつい仕事ですが、自然と一体となって汗を流す気持ちよさは、何事にも代え難いものがあると思います。この春、映画「Wood Job」で山の仕事や暮らしが描かれ、ご覧になった人もあるかと思います。主人公が1年間の森林組合の研修を終えて都会に帰ってきたとき、川崎の自宅の近くで木造住宅の上棟をしているのを「木のにおい」で気が付くシーン。日本人のDNAには「木のにおい」が染みついているかもしれません。結局主人公はまた三重の山の中に舞い戻って、山仕事に就く事になります。
本物の木がもつ魅力は、実際の現物に関わるしか知ることはできません。でも一旦気づいてしまえば虜になってしまいます。今回の伐採ツアーでその場所、空気、音、においなどなど、きっと参加者の心に残ったことと思います。
昼食は毎度楽しい山の食事会、秋刀魚や猪肉の豚汁、森の次郎柿などなどごちそうを沢山いただいて、おなかも満足。アマノさんの皆さんに感謝!
初冬の山の一日充実した時間になりました。
前回サロン案内
イケメンの作業員に参加の女性陣は嬉しそう。
空中を材木がケーブルで運ばれます。