息子さん夫婦も跡を継がれ山仕事をされています。
お孫さんはマムシの唐揚げが好物だとか。
何とも逞しい・・・。
大正時代に造られた小さな堰が住まい近くの川にあって、以前はそこで発電をしていたそうです。風呂や台所の給湯は薪で、水はおそらく沢から引いています。シイタケを栽培し、その榾木も庭に植えてある。ワサビやお茶も栽培している。江戸から明治の移行期に建てられたという御自宅は、勿論ご自身の山の木で・・・。もしかしたら、これが最先端の「確かな暮らし」なのかも知れないですね。
当日は丹精込めて手入れされている山林を、金指さん自ら丁寧に案内して下さいました。写真は手入れの行き届いた桧の人工林です。豊かに育った下層植生のシダ類。年末には、お供え餅に添えるウラジロとして出荷するそうです。
木漏れ日が心地よい山林を見学。その後、用意して頂いた猪鍋と一緒に昼食を山で頂きました。食後は心地よくハイキング。その後、ご自宅周辺の里山へと降りました。
清らかな阿多古川。椎茸やシメジを栽培している圃場も案内して頂きました。皆その場を離れがたい、そんな豊かな心持ちになる充実した一日でした。
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