林業研究センターにおじゃまして、研究員の池田さんと長瀬さんから、天竜の山の現状や研究中の木材技術についてのお話しを伺いました。森とすまいの会創立メンバーが、20年前、天竜の林業のお話しを伺ったのもこちらだったそうです。懐かしい顔ぶれと、はじめてのメンバーとのよい出会いの場になりました。第二部では当会メンバーの上野さんに、木造用制振装置の振動台実験映像を解説していただきました。
森づくりも木材技術も木構造技術も時代とともに進化していること、木の家づくりに携わる我々が、遠州の風土のために取り組むべきことの本質は変わらないことを教えていただきました。90回目のサロンとして、あらためて川上と川下の繋がりを感じる意義のある勉強会となりました。
池田潔彦氏による大径木の利活用技術の説明
長瀬亘氏による森と木材の講義
材料実験
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