第96 回 の 森とすまいの会のサロンが 開催され ました。乗船定員の関係も有り、内輪の会となってしまいましたが、天候にもどうにか恵まれ、無事終了することができました。今回のサロンのテーマは「浜名湖を知ろう」。川上の林業家も参加して、浜名湖と身近に交わる機会を設けました。
浜名湖体験学習施設ウォットの近くの船着場から出航し、弁天島沖の「いかり瀬」へ、いざ出発。いかり瀬に着いてからは、各々生き物採取と観察を開始しました。ウォットの職員の方の話では、様々な要素があるかと思いますが、近年塩分濃度が約3%と高くなり、魚種や生息する貝類の構成などが変わってきている様です 。浜名湖の面積は全国の湖の中で 10 番目。湖岸の長さは琵琶湖に次いで2番。生息する魚種等の数はダントツに多いそうです。
アマモの別名を始めて知りました。竜宮の乙姫の元結の切り外し(リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ)。植物では最も長い和名として知られているそうです。風雅な名前ですね。
上の図の黄色い線で囲まれた内側が、浜名湖の流域界になります。単純に云えば、この範囲に降った雨は、最終的に浜名湖へ流れ至ることになります。
弁天島沖のいかり瀬へは漁師さんの船でいきました
たくさんの貝類、カニや小魚を観察しました。
アマモ場は小さな生き物の棲み処。ウォットで育ててましたが、浜名湖でも近年減ってきているようです。
<前回サロン案内>