木造構造計算を年間40〜50棟手掛ける一級建築士の川口順さんを講師に迎え、木造軸組構法住宅の構造計算の流れを解説していただきました。
許容応力度計算の基本的考え方、現在運用されている法律の問題点、今後私たち実務者が取組むべき事項等をゆっくり、わかりやすく教えていただきました。
また2025年度以降、省エネ基準等の法律が一部改正される中に「4号特例の範囲縮小」が含まれており、その経緯・実情等にも触れ、そこを中心に実務を行う私たちにとって、直近で非常に重要な話を聞く事ができました。
難しい内容ではありましたが、解説が終わると次から次へと質問が川口さんに投げかけられ、実務者が抱える問題を全員で共有できる有意義な時間になりました。
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