森すまのメンバーでもある林業家 舩窪さんの山を訪れて、山の仕事ぶり、手入れの方法、林業の現状と今後など色々な話を伺いました。
今回で3回目の訪問ですが、この数年間で自伐林業家としての考え方に変化が出てきたそうです。今までは一本一本大切に育てれば財産になると時代だったのが、今後はそう簡単にいかない。木の使われ方、林業を行う上での機械化等、時代と共に変化してきている、とのこと。
また息子さんへの世代交代の時期にあたり、最初はお互い仕事への考え方を主張し合ったそうです。しかし今は多様性の時代であり、それも受け入れているとのこと。舩窪さんはこれからは世界標準の考え方でもある「森林の価値を高めていく」ことを念頭に山の生物の多様性を考えたく、息子さんは今までの建築建材を作る林業から、他の用途として木を生かしていく事も考えたいとの話でした。
春の様な陽気の中4時間の散策と、山の中で食べるお昼はすごく気持ちよかったです。最後に舩窪さんと息子さんの一智さんを囲んで青空座学も開催。世代交代の時期の父と子の本音トーク!聞き応えあるサロンになりました。
<前回サロン案内>