11月2日 製材所 永田木材㈱を訪問し、木材・製材についての知識を深める勉強会を開催しました。直接永田木材さんのお話を伺いたいと、はるばる京都府や静岡市など遠方より様々な職種の方に参加頂きました。
原木加工・各部位加工の機械と木材保管場所を案内いただいたあと木をふんだんに使った集会場へ。森町森林組合 甚沢さん 林業家 船窪さん もと県職員 早津さん で永田社⾧・永田会⾧を囲み、セミナーと座談会を行いまた。最初に68 年前の天竜林業の映像を視聴。多くの人々が林業に従事する当時のはつらつとした様子は、私たちが知る現在の林業との間に隔たりがあるように感じられました。そうした空気感のなか、永田さんから他地域材と天竜材の違い、天然乾燥にこだわる理由、木の部位ごとの性質などのお話を伺いました。船窪さんからは、葉がらし材の良さや年々深刻化する害虫被害のお話、甚沢さんからは樹齢について、早津さんには行政に対する率直な意見が多数あがりました。
参加者の方からも多くの質問があがり、聴くだけにとどまらない、それぞれの想いをぶつけあう良い刺激のある会となりました。良いことを皆で協力して発信し、次世代へと繋いでいくことの大切さ・責任を強く感じました。
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